今回は所在図・配置図の描き方をこっそりあなただけにお伝えします。
難しい書類ではありませんが、間違えると発行まで余計な時間がかかってしまいますので、気をつけて書いて下さい。
改めまして、駐車場経営の総合コンサルタントの伊東です。
所在図とは駐車場がどこにあるのか、駐車場自体の場所を示すものです。
配置図とは駐車場所が駐車場内のどこかを明らかにするものです。駐車場の中の地図になります。
- ご自宅の駐車場を利用される場合
原則として所在図は必要ありません。ただし、ただし、警察署長が保管場所の付近の目標となる地物及びその位置を知るために特に必要と認めるときは所在図の提出を求める場合もあります。
- 駐車場を借りる場合
必要になります。
黒い消えないボールペンで書くことという以外に決まりはありませんので、インターネット地図を参考に手書きでも大丈夫です。
目印となる大きな施設を名称を入れながら書いて下さい。自宅を書き込むことも忘れずに。
手書きは面倒だという方は市販の地図を使う方法もあります。今はネットで印刷する場所や縮尺も自由自在です。
ゼンリンなどの地図を使う場合はシール(複製許可証)が必要です。シールは25枚単位で¥5,000での販売ですので、1枚だけ地図が必要であれば、こういった地図が1枚単位で購入できます。
https://store.zenrin.co.jp/ext/j-mapos.html
- 駐車場を借りる場合の注意点
ご自宅(生活の本拠)から直線距離で2キロメートル以内でないと、駐車場として認めてもらえませんので、ご自宅の場所も書いて下さい。
そして見本のように矢印をつかって「直線距離で何mか?」を書いて下さい。
- 自宅の場合
見本のように自宅の敷地内の車庫でしたら、自宅のどちら側に位置しているのか?幅や奥行きをメートル単位で書いて下さい。
家の中にあるような車庫のように屋根付の駐車場の場合は高さも書いて下さい。
面する道路の幅も書いて下さい。
- 駐車場を借りた場合
一番大切なのは駐車場内のどの場所(区画)が今回申請する車庫なのかはっきりさせることです。見本のように斜線を引いたり、マーカーで色をつけるなど、わかりやすく書いて下さい。区画に番号があればそれも書いて下さい。
区画の幅と長さ、駐車場全体出入り口の位置と幅もメートル単位で書いて下さい。
同様に、面する道路の幅も書いてください。
これはお車の乗り換えなど、今使っている駐車場で次のお車を契約するといったパターンで必要になります。
申請書を提出後に警察が実際に駐車場を確認しますので、そのときに別の車が止まっていると「この駐車場は空いていない」ということになってしまいます。これを防ぐために「今はこの車種のこの色でナンバーはXXXXXの車が停まっています」と申し出るものですので、該当の場合は書いて下さい。
提出時にも口頭で聞かれますので、ご依頼いただけますときにはこの旨もあわせてお知らせ下さい。
最後までご覧頂きありがとうございます。
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